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トッキー
2025.7.16 14:06小林よしのりライジング

選挙は知性で戦えるのか? ライジング543配信!!

参院選投票日まで、あと4日!
投票に行くまでに、ぜひ読もう!

小林よしのりライジングVol.543
配信です!

今週号のタイトルは
「〈参議院選挙〉山尾しおりの公約の意義」

 

 

どの政党も、どの候補者も、マトモに国の未来なんか考えてない!
選挙戦突入当初は、「消費税減税か? 給付金支給か?」があたかも唯一の争点であるかのように騒がれていたが、排外主義のネト極右を中心に「外国人問題」が騒がれ始めると、みんなコロっと態度を変えて、外国人問題が最大の争点であるかのように言い始めた。

だが、消費税問題も外国人問題も単なる「幻影」である。
そんなものは、ほとんど意味のない論点なのだ!
なぜそう判断できるのかを、ここで明らかにする!

山尾しおりさんは「消費税問題」を争点にすること自体を「選挙の前になって急に有権者の前にニンジンぶら下げるようなもの」と批判し、「外国人問題」についても、中国政府の人権弾圧を無視して、日本国内で真っ当に暮らしている外国人を排斥しようとする欺瞞を厳しく批判している。

そして「消費税問題」も「外国人問題」も、「ポピュリズムの政治」であり、ポピュリズムに流されずに国家の土台に関する公約を掲げなければならないと言っている。

その国家の土台こそ、「天皇と憲法」だ!

この全く正しい、しかし山尾さんしか言っていない公約の意義を、みんな気づけ!!

 

泉美木蘭のトンデモ見聞録
「選挙の世界~知性と能力、熱狂と扇動」

論理的な正しさで言えば、山尾しおりさん以上の候補はいない!
しかし選挙というものは、論理性も、正しいか正しくないかも、一切関係のない世界なのではないか?

選挙ボランティアとして山尾さんのポスター貼りや、ビラの証紙貼りをやってみたら、これが大変な作業!
こんなことを選挙期間中、平日でも関係なくできる人などそうそういるわけがない。そりゃ自民党が統一教会を手放したくなかったわけだ。

選挙に強いか否かは、論理が正しいか否かではない。組織があるかないかだというのが、偽らざる現実で、無所属候補は圧倒的に不利な状況を強いられている。

そんな中で、同じような極小グループから見る見るのし上がってきたのが参政党だ。
参政党は、どのようにして勢力を拡大してきたのか?
そこにはまさに、論理なんか関係ない、正しいかどうかなんて考えもしないという、恐るべき世界が広がっていた!

 


 

 

【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…選挙戦に突入した当初は、「消費税減税、是か非か?」が日本国全体の問題であるかのように語られていた。ところがそれは大嘘であり、幻影だったということが、あっという間に明らかになった。
選挙戦が始まると間もなく「外国人問題」が争点として浮上し始め、特にXにおける関心度ランキングでは、消費税問題に倍以上の差をつけて圧倒的な1位になったのだ。だがこの「外国人問題」もまた、全て幻影である。緊急な必要性もなく、選挙の論点とすることに何の意味もない。
本当に語らなければならないのは天下国家の問題であり、中でも緊急性が高いのは「皇室と憲法」であり、それを唱えている候補者は、山尾しおりさんたったひとりなのである!
しかもそれは、国民の生活とも密接に関係している重要課題なのだ!

※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…「選挙」は、平日の午前中から集まれる、選挙慣れしたボランティアを数多く動員できる組織が圧倒的優位に立つ、そんな仕組みが出来上がっているのである。なるほど、そりゃ自民党は、統一教会を手放したくなかっただろうなと、今回、山尾さんの選挙活動を手伝って本当によくわかった。
最初は極小グループだったはずだが、地方の小さな市、町、区議会などに次々と候補者を立てて議席を増やし、それを選挙基盤として国政へ勢いを拡大しようとしてきたのが参政党だ。
参政党の手法と扇動、そして支持者の熱狂の実態とは?

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…COP28で原発拡大路線に踏み切ったことを考えると、脱原発は夢物語なのか?
先生は年齢を感じさせないパワーがあるけど、そのエネルギーの源は何?
先日、突然亡くなられた「読書のすすめ」の清水店長に関する一番の思い出は?
参政党を支持する層に自然派みたいなのが割と多い理由とは?
大衆はいつでも、ノストラダムス的な予言めいたものに飛びつくのは何故?
山尾氏はリベラルというより保守のナショナリストでは?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

 

【目次】
1. ゴーマニズム宣言・第572回
「山尾しおりの公約の意義」

2. しゃべらせてクリ!・第498回
「日本の伝統的猛暑対策は、お庭で行水ぶぁ~い!【後編】」

3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第367回
「選挙の世界~知性と能力、熱狂と扇動」

4. Q&Aコーナー

5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)

6. 編集後記

トッキー

次回の開催予定

令和7年 12/13 SAT
14:00〜17:30

テーマ: 「歌謡曲を通して日本を語る LIVE in 横浜」

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